こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
今回はゆるくスケートアメリカの感想をつらつらと。
最近なにか印象に残ることが起きるとメモるようにしているのですが、スケートアメリカ見たときはメモが3つ残ってました。
・「ジェイソン・ブラウン」という生き方
・坂本花織マトリックス
・ネイサン・チェンやばい
今回はぼんやりこの3つをメモるに至った経緯を思い出してみます。
ちなみに家にいてテレビで見ることができた男女フリーだけしか見てません(しかも有名選手のダイジェスト)。不真面目でごめんなさい。
【「『ジェイソン・ブラウン』という生き方」というメモについて】
僕は全日本とかGPFとかオリンピック以外は、正直ちょっと作業しながらスケートを見るのですが、ジェイソン・ブラウンの番になって「あ、ジェイソン・ブラウンじゃん。ちゃんと見なきゃ」って思った時にこれをメモりました。
メモった理由の1つとしては、「あ、今ジェイソン・ブラウン見なきゃって思ったけど、観客に見なきゃと思わせるスケーターっていいな」って思ったからです。
先輩にも「見たいと思えるようなスケーターになれ」とよく言われたことを思い出します。やはりスケーターは「見てくれる」からこそやりがいがあるし、「見てほしい」と思うからこそ練習を頑張るのでしょう。
メモった理由の2つ目はシンプルに演技の完成度の高さ、というかむしろ、その演技の完成度の高さから感じるジェイソン・ブラウンのスケート哲学のようなものにいいなって思ったからです。
僕はジェイソン・ブラウンじゃないのでジェイソン・ブラウンの本当の気持ちはわからないのですが、「4回転は飛ばないが、それ以外の部分は全て最高のものをみんなに見せたい」という強い意志を感じます。
そしておそらく僕に限らずその他観客の多くも、「ジェイソン・ブラウンは4回転飛ばないけど、それを補ってあまりあるくらいその他の要素に懸けているのを知っているし、事実その演技は本当にすばらしい」と感じているのではないかと思います。
ジェイソン・ブラウンの信念がまずあって、観客の方でもその信念を理解している、だから演技を見たいと思う、という流れがあるような気がします。以前の記事に近いですね。
自分の強い信念をもって、しかも周りの人がそれに感銘を受けてくれる、こんなに幸せなことはなかなか無いはずです。そんな「ジェイソン・ブラウンの生き方って素敵だな」って気持ちがメモを残させました。ジェイソン・ブラウンになりたい。
【「坂本花織マトリックス」について】
ただの事実!
マトリックスといえばブライアン・ジュベール。
坂本花織選手の衣装がだいぶマトリックスで、振り付けもマトリックスで、好きです。
裏🐸「あらためてジュベールのマトリックス見たけど、花織ちゃんと比べるとどこがマトリックスなんだ??」
表🐸「は?!ざけんな分かってねーな!!ジュベールはあれで良いんだよ!!!あれが良いんだよ!!!」
ジュベールも好きです。
ちなみに気づいている方もいるかもしれませんが、僕は女子の演技をあんまり見ません。いやまじで、本当にごめんなさい。
全然深い理由はなく、単純に「俺男だし、男の方が参考になりそう」ってだけです。相当スケート人生損してる気がするのでこれからちゃんと見ていこうと思ってます。
女子をあんまり見ない僕ですが、坂本花織選手の滑りはまじで超好きです。男女合わせてもTOP5に入るくらい好きです。
なんといってもあの切れ目のないスピードが最高。一瞬でトップスピードになるし、つなぎでもスピードが落ちないし、見てて最高に快感です。坂本花織になりたい。
【「ネイサン・チェンやばい」について】
ぼ、僕はいつもどおりネイサン・チェンを見てました。
「うおー4F超キレイだ」
「4T+1Lo+3Fとか決まったらめちゃくちゃ盛り上がるだろーなー楽しみすぎる」
「ここでこの4Sは流石と言わざるを得ない」
いつもならこのまま
「あーネイサン神だわー」
で終わるのですが、ラスト1分のあの時間が始まった瞬間、
「ほげえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」(失禁寸前)
ってなりました。
あの振り付けをあれだけ堂に入った感じで踊れるの凄いし、ラストなのにあんなに激しく動いてるし、表情楽しいし、もうまじでかっこいい。スケートの中で最も好きな1分と言っても言いすぎじゃない。
一番好きなのは当然ここでしょう。
動画元:Nathan CHEN – FS & Interview – 2019 GPS America – Skate America – ネイサン・チェン
この方向ですよ?イェール大学は見る方向が違いますね。
全く関係ないですが、去年高校の同期と飲んだ時に
「根尾はずるいよーーーあれはずるいってーーーだって根尾だぜ???いや根尾ずりーーわーー」
って言ってたのを思い出しました。
根尾くんの経歴を踏まえての発言だったのですが、根尾くんを知らなかった当時は「何いってんだコイツ?」程度にしか思いませんでした。
今なら分かる。
「ネイサンはずるいって!!!あれはずるいだろ!!!だってネイサンだぜ??!!」
ネイサンと根尾くんになりたい。根尾くんがんばれ。